レビュー数の少ない商品について、Amazonがレビューを促してくれるプログラム「早期レビュー獲得プログラム」が、2021年3月10日以降の新規登録を停止しましたね。…急でしたね。そして4月25日にはサービス自体が終了するようです。有料でしたが、レビューの少ない商品のレビュー獲得にはありがたい存在だった「早期レビュー獲得プログラム」。まだ完了していない登録に関しては返金対応などもあるようです。詳細と、レビュー対策についてまとめました。
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Amazon「早期レビュー獲得プログラム」終了スケジュール
終了のスケジュールは、以下の通りです。
2021年3月10日〜 新規登録ストップ
2021年4月25日 プログラムに登録している出品者へのサービスの提供を停止
Amazon「早期レビュー獲得プログラム」の概要
もう終わってしまうプログラムですが、ざっくりと概要を説明します。
「早期レビュー獲得プログラム」とは、購入者に商品レビューを促すプログラムです。このプログラムを通してレビューを投稿した購入者には300円分のAmazonギフト券が送られます。このギフト券はAmazon負担となります。
<対象商品>
レビュー数が4個以下、及び販売価格が1,500円以上の商品
<プログラムの有効期間>
以下のいずれか早いほう
・プログラムを通してレビューを5件獲得するまで
・プログラム登録日から1年間
<手数料>
6000円/親SKU
<レビューする購入者の選定>
レビューする購入者の選定については、以下のように明記されています。
購入者は、このプログラムに参加している商品の購入者リストから無作為に抽出されます。ただし、不快に感じる、または虚偽のレビューを提供したことがなく、当社の対象要件を満たす購入者に限られます。
<購入者へのメリット>
300円分のAmazonギフト券がもらえる。
<出品者へのメリット>
レビューの少ない、弱い商品にレビューをつけることができる。
※良いレビューだけがもらえるわけではありません。
完了していない登録については返金対応あり
4月25日にプログラムは終了しますが、4月25日までに完了していない登録に関しては返金対応もあるようです。

今後のレビュー対策はどうしていく?
サンクスメールを効果的に
皆さん普段から行っているとは思いますが、レビューの獲得にサンクスメールは外せません。
サンクスメールは、ツールを通して送ったほうが圧倒的に時間を短縮できるし、また、レビューをつけてもらいやすいような効果的なメールを作成することもできます。
各社、さまざまな機能がついていて、コンディションやSKUごとに配信内容を設定できたり、HTMLメールを送信できたり、商品レビューページへのURLを挿入できたりします。
主要な管理ツールのサンクスメールの機能比較は↓こちら↓
自社出荷納品書に一工夫
アマストリームは、自社出荷商品の納品書に、商品レビュー(と出品者評価)ページへのQRコードを印刷することができます。購入者は手間を少なくレビューページにアクセスできます。

Amazon Vine
大口出品者でブランド登録をしていれば、Amazon VineというAmazonのプログラムを利用するという選択肢もあります。Amazonで選ばれた優れたレビュアーさん達に、新商品を無料で提供し試用してもらい、レビューをもらう、というプログラムです。
出品者側の参加条件は以下のように定められています。
- Amazonブランド登録での表示が許可されているブランドであること。
- 商品詳細ページのレビュー数が30件未満である。
- 購入可能なFBA出品商品のコンディションが「新品」である。
- FBA 在庫がある
まとめ
商品レビューがあるかないかは、商品の売れ行きを大きく左右します。有料プログラムではありましたが、「早期レビュー獲得プログラム」はレビューの少ない商品の「ひと踏ん張り」を後押ししてくれるプログラムでした。終了とのことです。残念です。
まずはサンクスメールや納品書の工夫など、できるところから地道に、レビュー対策していきましょう。
<参考サイト>