どんな仕事にしても、計画的に動くことは大切。店舗仕入で店舗回りをするときも、無駄を省いて効率的に行いましょう。Googleマップを使って、店舗仕入れを効率化する方法と、仕入れのマッピングに便利なツールについてまとめました。
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店舗仕入れにGoogleマップを活用するメリット
店舗仕入れ時の時間や経費に無駄がない
行き当たりばったりで闇雲に仕入れていると、なんとなく「ここのお店はいい感じだぞ」みたいな感覚で、仕入れに回る店舗を決めてしまい、実際どこの店舗が仕入れやすいか・利益を上げやすいか、というのが把握しにくくなります。
また、「今日はあっちの地域でいいものあったら仕入れよう」だけで無計画に回ってしまうと、仕入れルートや時間に無駄ができ、結果、ガソリン代等交通費に跳ね返ってきます。
<計画的に店舗仕入れを行わない場合のデメリット> ・どこの店舗だと仕入れやすいのか、利益を出しやすいのかを把握しにくい。 ・仕入れルートと時間に無駄が出る。ガソリン代等交通費の無駄が出て非効率。 |
Googleマップで今まで仕入れたことのある店舗を把握(記録)しておくことで、仕入れたいものを仕入れるためにはどこをどう回ったらいいかを事前に計画でき、結果、時間や交通費に無駄がなく効率的に成果を上げることができます。
Googleマップは無料!
Googleマップは、みなさんご存知の通り、無料です。Googleマップに店舗の位置情報とその店舗の特徴など情報を記録していって、店舗の情報を把握していきましょう。
Googleマップ活用方法
マップ作成手順
仕入れのマッピングには、PCを使うことをお勧めします。マッピングの際に使う「マイプレイス」の作成・編集は、ios端末からだと出来ないからです。Androidの場合はGoogleマイマップアプリを使うことで、作成・編集が可能ですが、細かい作業も出てくるのでPCでの操作が楽です。
①Googleアカウントを作成します。
まだGoogleアカウントを持っていない場合は、Googleアカウントを作成します。
②PCでGoogleマップを開きます。
③左上、検索窓横の三本線をクリックしてメニューを開きます。
④マイプレイスをクリックします。
⑤マイプレイスが開きました。今まで作成されたマップが表示されています。
新規でマップを作成する場合は、一番下の「地図を作成」をクリックします。
⑥地図が開きます。
赤枠部分「無題の地図」をクリックします。
⑦これから作成する地図のタイトルと説明を設定します。
⑧保存したら地図に戻りますので、今回行こうと思っている店舗名を検索窓に入れ、検索します。今回は「ブックオフ」で検索してみます。
検索ボタンを押すと、下のように該当店舗に黄緑のピンが立ちます。
⑨左側の一覧の中から行きたい店舗を選んで、+をクリックすると、地図に追加されます。
ピンをクリックすると、住所、電話番号等の店舗概要が表示されます。アイコンから、ピンの色の修正や店舗についてのコメント追加、画像追加、ルート表示、ピンの削除などができます。
<色の修正>
<コメント追加>
⑩こんな感じで、行きたい店舗を追加して行きます。最後に全体を見て、どういうルートで回ったらいいかを確認しましょう。
ポイント
★いくつかの仕入れルートを作成しておいて、定期的な間隔(日数)を空けて順番に回る
➡︎極端な話、自分が仕入れた翌日にまた同じ店舗に行っても、昨日自分が目当てのものを買ってしまっているから仕入れられる可能性は極めて低いです。近い日付で行っても仕入れられないリスクが高いので、そこの店舗の商品仕入れのタイミングなどを加味して仕入れサイクルを決めましょう。
ただ、このやり方で、お決まりのルートを回ることで「タスク達成」となってしまっては危険です。常に他の店舗の情報に目を配ることを忘れずに。一日の終わりには必ず「何も気にせず新規開拓」の時間を設けるなど、してみましょう。
★各店舗の仕入れのタイミングや特徴(ワゴンセールや、おもちゃコーナーを注視、など)をメモで残しておく
➡︎Googleマップのメモ機能、コメント機能を活用しましょう。メモを残しておくことで、1から店舗内を探し回る手間が省けます。
★店舗のカテゴリーでピンの色を変える
➡︎Googleマップの編集機能を活用しましょう。カテゴリーや店舗の特徴などに依ってピンの色を変えておくと、実際回る時にわかりやすいです。
こんなツールもおすすめ
新規開拓エリアの場合はロケスマが便利
ロケスマとは、コンビニ、ディスカウントストア、ホームセンターなど、探したいお店のジャンルを選ぶだけですぐに近隣の(というか、日本全国の)、該当ジャンルのお店を検索できます。情報の更新頻度も頻繁で、常に最新の情報を手に入れられます。仕入れじゃなくても、実生活でもとっても便利です!
iOS、Android、WEB版が揃っているところも魅力的。無料アプリです。

アマストリームの店舗リサーチはマッピング+データ分析も可能
アマストリームの店舗リサーチ機能は、スマホのGPS機能を使って、どの店舗でどれだけ仕入れてどれだけ利益が出たかを自動でデータ化して仕入れレポートを作成してくれます。
自分の仕入れの効率を客観的に見れるし、分析の手間も省けて非常に便利です。他には無い、斬新な機能ですね。

アマストリームは、Amazonセラー管理の総合ツールで、有料です。非常に機能的で、斬新なアイデアも多く、おすすめです。
まとめ
無料ツール・Googleマップを活用して計画的に店舗仕入れを行うことは、時間や経費の無駄を削減します。そして、仕入れの計画を立てるということは、一歩下がって自分の仕入れを冷静に俯瞰する良い機会。闇雲な店舗仕入れは卒業して、「仕入れ」という仕事自体も効率化していきましょう。