Amazonリサーチの一時代を築いたモノレートが終了します。理由は、Amazonの規約違反。その理由を知って、ツールへの依存に危機感を覚える方も多いのではないでしょうか。これから訪れる新時代(と言っても過言ではない)に、どう対処していくか。今後も起こりうる困難に左右されないような、強いセラーでいるためにはどうするべきか、いくつか考えてみました。
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ツールに頼りすぎない物販
ツールでのリサーチ→仕入れ→それを販売して利益を得る
この仕組みだけのせどりでは、今回のように、何か困難にぶつかった際に危険です。
他の方法と併用して、リスクを軽減できる体制を取りましょう。
リピート販売を充実させる
リピート販売とは、その名の通り、商品をリピートして仕入れて販売することです。
リピート販売できる商品が多いと、利益を安定させられます。
需要があり、Amazonでの販売額と仕入れ値に差があるものをしっかりリサーチする必要があります。
<リピート販売に向いている商品例>
・日用品、消耗品(文房具、プリンターのインク、紙おむつなどのベビー用品、テッシュペーパー・トイレットペーパーなど)
・Amazon直販のないもの(メルカリやヤフオクで中古の家電消耗品を探す。中古のリモコン、携帯電話の電池パック、など)
OEM商品の販売
OEMとは、他社ブランドの製品を製造すること。つまりOEM商品の販売とは、オリジナルの商品を作って販売することです。
Amazonで売れている商品でライバルとして参入できそうなものを見つけ、中国などアジアからの輸入でOEMすると安い金額で商品化することができます。
<OEMのメリット>
・相乗りされない
・利益が安定する
・利益率が高い
<デメリット>
・カタログを一から自分で作成しなければならない
・初期投資が必要
・在庫を抱えるリスク
無駄な在庫を持たないで済むよう、そしてしっかり利益をあげられるよう、Amazonで需要のある商品かどうかをしっかりリサーチし、買いたくなるような商品ページを作成する必要があります。
でもやっぱり時間がない…使うとしたらこのツール
とはいえ、副業などで、あまり時間をかけられないセラーさんも多いと思います。また、せどりを始めて日が浅く、自分のスタイルをまだ築けていない方など、感覚を掴むためにもツールを参考にすることもあるでしょう。
Keepa
Keepaは、AmazonリサーチのためのGoogleChrome拡張機能です。
導入することで、Amazon画面上にランキングと価格のグラフなどを表示させます。
ASINのコピペやページ遷移などをしなくても、欲しい情報をAmazon画面上のグラフで確認することが可能です。
無料版・有料版があり、有料版15ユーロ(約1800円/月)で全機能が使えます。
当ブログでも以前取り上げましたが、keepaはかなり使えます。先日ダウンして、みんな「モノレートの二の舞か?!」と焦りましたが、ちゃんと復活しましたね。
Amazon公認ツール
Amazon公認のツールなら、規約違反などでいきなり閉鎖というリスクも軽減するでしょう。(全くリスクがないわけではないですが)
Amazon公認ツールは、以下で確認できます。
また、このページには記載がないですが、モノレート開発陣が開発したWatchBellもAmazon公認です。
WatchBellは価格改定に特化したツールで、「より高く売るための」価格改定ツールとのことです。※公式ページより引用
モノレート、Keepaなどのようなリサーチに特化したものではありませんが、プライスター、アマストリーム などはリサーチ機能もついた総合ツールです。
アマストリーム はリサーチツール を強化しているようなので、こちらもモノレートの代替えとして期待できそうです。
https://twitter.com/chantaku0903/status/1270597213865967616
Amazon以外の販路も開拓する
Amazonは物販しやすい要素が多いです。
・Amazonが高く売れやすい
・既存の商品ページに相乗りしていくので、売りやすい
・FBAが便利
ただ、Amazonメインだとしても、楽天、ヤフーショッピング、ヤフオク、メルカリなど、他の販路を開拓することも、これからは視野に入れておいたほうが良いかもしれません。
(このブログはAmazon物販のためのものなので、他のプラットフォームについての詳細は割愛します)
まとめ
Amazon物販は、Amazonの一存で覆されてしまうところがあります。
ただやはり、Amazonは便利だし、Amazonがあるから販売ができている、ということが大前提です。
今後も起こりうる困難に立ち向かえる、強い体制作っていきましょう。
そして最後に、モノレートさん、ありがとうございました。お世話になりました。