古物商許可申請は必要?申請方法も解説

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利益の出やすいAmazonでの中古品販売。せどりで中古品を取り扱っている方が一度はぶつかる疑問「古物商許可申請は必要?」について、申請方法も含めて説明します。

 

Amazon販売において古物商許可が必要なケース

Amazon販売において、古物商許可が必要なのは、以下のケースです。

・転売のために中古品を仕入れて販売している

以下のケースは、古物商許可は必要ありません。

・転売のために新品を仕入れて販売する
・不用品処分目的で自身の不用品を販売する

そもそも、古物商許可とは、どういうものなのでしょうか。

 

なぜ古物商許可が必要なのか

古物営業法により、”盗品等の売買の防止、速やかな発見等を図るため”と定義されています。
そのため、古物の売買を行う際には警察署に届け出が必要となります。

 

 

申請方法

自分で申請する

流れはカンタンです。が、結構時間かかります。あと、申請書類の書き方ルールも細かく決まっており、面倒ではあります。

【申請場所】
管轄の警察署
取り扱う窓口は警察署によって変わります。

【申請にかかる時間】
1〜2ヶ月
書類に不備があったりするとさらに時間を要しますので、3ヶ月くらい見込んでおいた方がいいかもしれません。

【申請方法】
①申請書を入手する
管轄の警察署へ直接取りに行くか、もしくは管轄の警察署のHPよりダウンロードします。ただ、書類の書き方など細かい決まりがあったりするので、直接取りに行って書き方などを相談してもいいかもしれません。

②必要書類を揃える
個人の申請で必要なものは、基本的には以下の通りですが、こちらも各警察署で確認しましょう。
・許可申請書
・誓約書
・略歴書
・住民票
・市町村発行の身分証明書
・営業所の賃貸借契約書もしくは使用承諾書
・web上で販売する場合はURLの使用権限を疎明する資料
・申請費用19,000円

※法人の場合は、さらに定款コピーや登記事項全部証明書なども必要となります。
※市町村発行の身分証明書は本籍地での取得となるので、本籍地が離れている場合は結構時間かかってしまうケースもあります。。。

③警察署へ提出

④1〜2ヶ月後、連絡が来て許可証を受け取りに行

【注意点】
①書類の記載の仕方には細かいルールがありますので、事前に管轄の警察署に一度確認しましょう。
②Amazonで販売する場合は、AmazonのURLを届け出る必要があります。
・「URLの届け出」の様式には、自身のストアページのURLを記載
・「URLの使用権限を疎明する資料」ですが、Amazon側ではこういった書面を発行してくれないので、「Amazonが書面を発行してくれないことを示す」資料を作成し、警察署に提出

これに関しては、ショシナビさんにわかりやすく書いてあります。
https://shoshi-navi.com/column/kobutsu-amazon/#2_AmazonURL

 

委託する

警察署に何度か足を運ぶ時間もないし、いろいろ面倒かも、、、と懸念する場合は、もちろん行政書士さんに依頼することも可能です。費用の相場は約4〜5万円です。

 

 

許可取得後にやること

Amazonに以下の情報を登録しましょう。
・許可を受けている者の氏名又は名称
・許可を出した公安委員会名
・古物商許可番号

セラーセントラルでの入力場所は、
「右上の設定アイコン」>「出品者アカウント情報」>「許認可情報」です。

 

まとめ

Amazonで中古品を販売する場合は、転売のために中古品仕入れているのであれば古物商許可申請が必要です。もしまだ許可を取得していない方がいたら、手間ではありますが、今後のためにも取得しておきましょう。

 

<参考URL>
https://shoshi-navi.com/column/kobutsu-amazon/
https://kobutusho-kyoka.com/blog/antique-sales-law/343/
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=324AC0000000108

 

 

 

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